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簡易書留とレターパックの違いを徹底比較!

2023.12.12

簡易書留とレターパックの違いを徹底比較!

それぞれのサービス概要

簡易書留もレターパックも、日本郵便が提供する郵便サービスです。
どちらも書類や小物を送ることができる便利なメールサービスですが、利用する目的や条件によって選ばれるサービスが異なります。

簡易書留の基本情報

簡易書留郵便は、郵便物の配達時に受取人の署名や印鑑が必要なサービスです。
これにより、郵便物が確実に受取人の手に渡ったことを証明することができます。

 

また、郵便物の追跡も可能で、万一の紛失や盗難があった場合にも、一定額の保証があるため、大切な書類や貴重品を送る際に利用されることが多いです。

レターパックの基本情報

レターパックは、事前に料金を支払い専用封筒に入れることで利用できるサービスです。
レターパックには500とライトの2種類があり、ともに全国一律料金で利用が可能です。

 

専用封筒に入るサイズの書類や物品を、郵便受けに直接配達するため、受取人が自宅にいなくても配達が完了します。
追跡サービスも利用できますが、受取人の署名は不要です。

料金体系の比較

簡易書留とレターパックでは、それぞれ料金体系が異なります。
どちらを選ぶかは、送りたい物のサイズや重さ、そして配達の安全性をどの程度求めるかによります。

簡易書留の料金

簡易書留の料金は、普通郵便物の料金に加え、簡易書留手数料が必要になります。

 

料金は郵便物の重さやサイズによって異なりますが、手数料は全国一律で、内容の価値により上限が設定されているため、非常に高価なものを送る場合には不向きなことがあります。

レターパックの料金

レターパックの料金は、レターパック500の場合は500円、レターパックライトの場合は370円となっており、重さやサイズに関わらずこれだけの料金で送ることができます。

 

ただし、封筒のサイズに制限があるため、大きな物を送る際には適していません。

配送サービスと速達性能

迅速な配送を望む場合、サービスの性質を理解し選択することが重要です。
配送速度やサービスの詳細には、それぞれの特徴があります。

簡易書留の配送サービス

簡易書留は特定記録と同じく、安全性を重視したサービスであるため、配達記録が残ります。

通常の郵便物と同じ速度で配達されるため、特に速達を求める場合は速達料金を追加する必要があります。
配達の際には受取人の署名が求められるため、直接手渡しとなります。

レターパックの配送サービス

レターパックは郵便受けへの投函が可能な点で特徴的です。
完全なる速達ではありませんが、迅速に配送されるサービスとして位置づけられています。

 

注目すべきは、時間指定や日時指定のサービスがないことで、それが可能な簡易書留とは明確な差異があります。

サイズと重量の制限

簡易書留とレターパック、どちらもサイズや重量に一定の制限があります。
重量やサイズが規定を超える場合は、選択できる配送方法が異なるため、事前にチェックが必要です。

簡易書留の制限事項

簡易書留は、書類や小包を送る際に幅広く用いられます。

 

最大サイズや重量は、普通郵便物と同様の制限を受けますが、サイズや重さに応じて適切な料金が発生するため、大きな物を送る場合には高くつくことがあります。

レターパックの制限事項

レターパックの専用封筒に収まるサイズという条件があります。
レターパックライトの場合、封筒に入れて郵便ポストに入るサイズであれば送ることが可能です。
レターパック500の場合、封筒はやや厚みがある物品にも対応していますが、重量は4キログラムまでとなっています。

簡易書留の利用シーン

簡易書留は配達証明や保証が必要な場面で選ばれることが多く、具体的には契約書や証明書といった大切な書類や、金券、カギといった貴重品を送る場合に利用されます。

 

受取人の確認が取れるため、安心感が高いのが特徴です。

レターパックの利用シーン

レターパックは手軽さが求められる際に適しています。
比較的小さく、急ぎではないが追跡サービスを利用して送りたいときや、直接の手渡しが不要な場合に利用されます。

 

また、全国一律料金なので予算を抑えたい場合にも選ばれやすいです。

利用可能エリアと配送範囲

日本国内の配送を前提に、簡易書留とレターパックは幅広いエリアでの利用が可能です。
ただし配送範囲やサービスの性質を考慮する必要があります。

簡易書留の利用可能エリア

簡易書留は日本全国どこからでも利用が可能です。
郵便局であれば手続きが行えるため、アクセスが良く、対応範囲も広いのが魅力です。

 

離島や一部の地域でも利用できるため、配達範囲の広さは大きな利点です。

レターパックの利用可能エリア

レターパックも日本全国で利用することができます。
郵便局はもちろん、コンビニエンスストアなどで購入し利用を開始することが可能です。

 

ただし、一部配達できない地域があり得るため、事前に確認が必要です。

追跡サービスと保証内容

郵送中の安全や確実な配達を求める場合や紛失、破損のリスクの際、追跡サービスや保証の内容を把握しておくことが肝心です。
それによって、万一のリスクに対応することができます。

追跡機能の比較

簡易書留もレターパックも追跡機能を利用することで、郵便物の配達状況を確認できます。
しかし、それらの追跡機能には違いがあります。

簡易書留の追跡サービス

簡易書留の追跡サービスでは、郵便物がどの配達段階にあるのかを、インターネットで確認することができます。
配達記録が残るため、配達が完了したかどうかや、いつどこで受け取られたかを知ることが可能です。
そのため、重要な書類を送る際に安心です。

レターパックの追跡サービス

レターパックにも追跡サービスが提供されています。
配達状況はオンラインで確認できるため、送った郵便物が現在どこにあるかを把握できます。
ただし、簡易書留のような受け取りの証明は残りません。

紛失時の保証内容

郵送物が紛失した際の保証内容を明確に理解しておくことは、リスク管理の観点からも非常に重要です。

簡易書留の保証

簡易書留の場合、配達記録が残ることから、万一の紛失や盗難時には最高50万円までの保証があります。
この保証額は郵便物の内容や価値に応じて設定されるため、高価な物を送る際のリスクを軽減することができます。

レターパックの保証

レターパックは原則として保証がありません。
紛失や盗難があった場合には郵便局に問い合わせることになりますが、簡易書留のような高額な保証はないため、貴重品を送る際には注意が必要です。

破損時の対応

郵送中に商品が破損するリスクは避けられないため、各サービスがどう対応するかを知ることが重要です。

簡易書留の破損時対応

簡易書留の場合、配達記録が残るため、破損や欠損が発覚した際には保証の対象となることがあります。
破損が確認された場合、郵便局に連絡することで対応を取ることができます。

レターパックの破損時対応

レターパックの場合は簡易書留と異なり、破損に対する保証がないため、損害を受けた側が自己責任を負うことになります。
したがって、破損のリスクがある場合や大切な物を送る際には、レターパックの利用は慎重に行う必要があります。

まとめ

簡易書留とレターパックは、日本郵便が提供する二つの郵便サービスですが、どちらも独自の特徴があり、それぞれのニーズに合わせた使い分けが可能です。

 

本記事で解説した通り、簡易書留は郵便物の送受信にセキュリティを求める場合に適しており、万一の紛失や破損時には保証が充実しています。

対してレターパックは固定料金にも関わらず追跡サービスを利用できるため、速やかな配送を希望する場合に便利です。

 

このほかにも、サイズや重量の制限、利用可能エリアなど、違いは多くあります。
簡易書留とレターパックそれぞれの特徴を理解し、必要に応じた郵送方法を選択してみてください。