お役立ちブログ blog
軽貨物の荷主探しのコツとは?メリット・デメリットと受注方法を解説
2023.2.22商品を購入するときにECサイトを利用する方が増えており、軽貨物ドライバーの需要は高まっています。大手の配送業者でも商品の配送に対応しきれない状況の中で、配送ドライバーとして独立する方も増えています。
すでに独立した方も、これから独立を検討している方も気になるのは、荷主の探し方と仕事を安定させる方法ではないでしょうか。
今回は荷主を探す方法と、直接探すメリットやデメリットについて解説します。
荷主探しができる方法2選
ドライバーとして独立するときに欠かせないのは、配送を依頼してもらえる荷主の存在です。
しかし、荷主を自分で探すのは難しく感じられるでしょう。
会社に所属していれば仕事を回してもらえますが、個人ではそうはいきません。
ここでは、荷主探しができる方法を2つ紹介します。
● 軽貨物のマッチングアプリを使う
● 軽貨物専用の掲示板を使う
一つずつ見ていきましょう。
1:軽貨物のマッチングアプリを使う
荷物を贈りたい荷主と、配送を請け負いたい軽貨物ドライバーをマッチングさせるサービスがあります。
マッチングアプリで気になる案件があったら、荷主に連絡する仕組みです。
軽貨物のマッチングアプリは、依頼を受けたときだけ手数料が発生します。
登録料や利用料はかからないので、登録だけ済ませておくのも一つの方法です。
配送マッチングサービスで知られているのは、ピックゴーとハコベルカーなどです。
マッチングアプリを利用する方は、複数のアプリに登録しています。
定期的に仕事を受注できると考えるより、スポットで依頼が入るものと考えておくとよいでしょう。
2:軽貨物専用の掲示板を使う
軽貨物関係者ならば誰でも使える、軽貨物専用の掲示板サイトがあります。
掲示板は、荷主を探している運送会社や個人事業主のドライバーと、ドライバーを探している荷主の両方が書き込みできるものです。
軽貨物ドライバー | 対応できる案件・地域を記入 |
荷主 | 依頼したい案件を記入 |
どちらもそれぞれの希望を書き込みます。
軽貨物ドライバーは、いい案件があれば掲示に書かれた連絡先に連絡し案件が獲得できる仕組みです。
さまざまな掲示板サイトが存在しますが、案件数はそこまで多くありません。
定期的な案件募集をしている方もいて、基本的にはスポットでの依頼が多数を占めています。
荷主探しで直接営業する方法4選
荷主探しができる方法を、ここまで2つ紹介しました。
続いて、荷主探しで直接営業する方法を4つ紹介します。
● 転職サイトに登録する
● ドライバー仲間の紹介から紹介してもらう
● 運送会社で委託ドライバーの募集をチェック
● 企業公式SNSを見て募集内容を探す
一つずつ見ていきましょう。
1:転職サイトに登録する
荷主探しは、転職サイトでも行えます。
転職サイトに登録し、ドライバー募集されている会社を探す方法です。
転職サイトにはドライバー採用に特化したサイトも多く存在します。
以下の転職サイトはドライバー専用の転職サイトです。
● ドラEVER
● ノルワークス
転職サイトのドライバー募集は、正社員募集がメインとなるため、業務委託の案件数は少ないです。
しかし、通常の転職サイトでも、ドライバーを募集している求人はありますので、複数登録しておくとよいでしょう。
2:ドライバー仲間から紹介してもらう
軽貨物ドライバーとして配達に行くと、同業のドライバーと現場で一緒になる機会があります。
配送の現場でほかのドライバーと出会ったときは、積極的に連絡先を交換しておきましょう。
仲間同士の輪が広がると、ふとしたきっかけで仕事を紹介をしてもらえる機会に恵まれるかもしれません。
3:運送会社で委託ドライバーの募集をチェック
運送会社は、ドライバーの採用を強化しています。
直接雇用のドライバーのほかに、業務委託可能なドライバーを募集している企業も多数あります。
募集案件の中には、自車の持ち込み可能なドライバーを歓迎している求人情報もあるので、チェックしてみましょう。
運送会社のホームページの採用情報をチェックして、問い合わせしてみるのも一つの方法です。
4:企業公式SNSを見て募集内容を探す
最近はSNSでもドライバー募集を行っている企業があります。
インターネットショッピングを利用する方が増えて、商品の配送数が増加しているからです。
その結果、配送会社もドライバーの人材が不足し、SNSでのドライバー募集を行っているのです。
Twitterなどの代表的なSNS以外に、配達の仕事をしている方専用のドラトークのようなSNSも存在します。
Twitterなどで探すのは怖いと感じる方は、配達専用のSNSを利用してはいかがでしょうか。
荷主探しをするメリット
荷主を自分で探すと、どのようなメリットが考えられるでしょうか?
一番のメリットは、荷主から直接依頼を受けられるので、中間手数料が発生しない点です。
手数料が引かれない分、報酬を多くもらえます。
働いた分がそのまま自分の手元に入るため、個人事業主にとっては大きなメリットです。
ほかにもスケジュールを調整しやすい点も、メリットといえるでしょう。
毎日決められた時間に働くわけではないため、働き方を選べるのは魅力的な話です。
荷主探しをするデメリット
荷主との直接契約はメリットも大きいですが、同時にデメリットもあります。
会社を通して仕事を受けるわけではないので、契約解除のリスクが高まります。
荷主の都合で仕事がなくなる場合もあるので、収入が読めない点は注意しておきましょう。
ほかにも、荷主から荷物発送の依頼を受ける場合、発注量が安定しない場合もあるでしょう。
体調不良になってしまったときやトラブルに見舞われても、代わりになる方がいないため、自己責任となってしまいます。
直接荷主探しをする場合は、上記のデメリットを頭に入れながら仕事を入れましょう。
直接契約と別に、会社との業務委託契約を複数結んでおくと安心です。
まとめ
軽貨物を配送するドライバーとして、荷主を探す方法やメリットとデメリットについて説明しました。
荷主から仕事を直受けすると、手数料がかからないため報酬は高いです。
ただ、荷主側の配送依頼が定期便ではなくスポット配送だと、安定的な仕事を受注できないデメリットもあります。
配送業者に登録すると手数料はかかる反面、自分の都合に合わせて安定的に仕事を受注できます。
軽貨物ドライバーとして個人事業主として働くならば、リスクを考えながら収入を増やす手段を増やしていきたいですね。