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軽貨物ドライバーがきついといわれる理由は?業務内容や年収を紹介
2023.1.25「軽貨物ドライバーはきつい」「軽貨物ドライバーはやめとけ」と聞いた経験はありませんか?
コロナ禍でネット販売の利用者が増え、軽貨物ドライバーの需要は高まっています。
それに伴い、軽貨物ドライバーとして働く方が増えているのです。
この記事では、そんな軽貨物ドライバーがきついといわれる理由や、軽貨物ドライバーの業務内容と年収について紹介していきます。
軽貨物ドライバーはきつい?業務内容と資格
軽貨物ドライバーの仕事は、本当にきついのでしょうか?
気になる軽貨物ドライバーの仕事内容や、軽貨物ドライバーに必要な資格や条件について解説します。
軽貨物ドライバーの仕事内容
軽貨物ドライバーとは、軽自動車で荷物を配達する運送業者です。
自家用車を使って指定されたエリアまで配達します。
軽貨物ドライバーの仕事内容は大きく分けて3つあります。
宅配 | ● 個人宅に荷物を運ぶ仕事
● 小物中心で、配送件数は比較的多い |
企業配 | ● 店舗やオフィスに荷物を運ぶ仕事
● 宅配よりも大型荷物が中心、配送件数は少ない |
スポット配送 | 突発的な配送依頼に対応する仕事 |
自家用車を使って、指定されたエリアまで荷物を運びます。
軽貨物ドライバーは、運送業の中でも比較的軽量な荷物を運ぶため、荷積みに関してはそれほどきつくはありません。
配送地域と稼働時間
軽貨物ドライバーの仕事がきついかどうかは、配送地域や稼働時間によっても異なります。
軽貨物ドライバーは原則、定められたエリアで配達をします。
しかし、会社やその時の状況によっては配達エリアが日によって変わるかもしれません。
働く場所できつさは変わるでしょう。
また、稼働時間に関しては、会社から請負契約で働くため決まりはありません。
しかし、自由に決められるわけではなく、その日に運ぶ配達物で決まります。
朝8時の時間指定荷物と、夜21時の時間指定荷物があれば、それに合わせて稼働する必要があります。
資格や条件
軽貨物ドライバーになるために必要な資格は、普通自動車免許のみです。
つまり、軽貨物の運転ができる方ならば、誰でも簡単に始められます。
軽貨物ドライバーがきついといわれる理由
「軽貨物ドライバーはきつい!」といわれる理由について、調査しました。
きついといわれる理由には、以下のようなものが挙げられます。
● 稼働時間が朝早い
● 長時間労働で辛い
● 歩合制で稼げない
● 肉体的負荷が大きい
実際にきつい内容なのか、軽貨物ドライバーの実態と共に解説していきます。
稼働時間が朝早い
出勤時間は現場によって変わりますが、朝からの配送物を担当する場合、7~8時に出勤します。
早朝案件や定期の仕事に就く場合は、早起きを覚悟しておきましょう。
朝が弱い方にとっては厳しい時間ですが、やり始めれば慣れるものです。
長時間労働で辛い
軽貨物ドライバーは個人事業主として働くため、どれだけ多く荷物を運んだかで収入が決まります。
稼働時間は自分で決められますが、一つでも多くの仕事をこなそうと思えば、長時間労働は否めません。
実際朝7時~22時まで、1日フル稼働している軽貨物ドライバーは多いです。
歩合制で稼げない
軽貨物ドライバーの収入は、荷物単価です。
どれだけ多くの荷物を運んだかで、その日の収入が決まります。
配送ルートを工夫するなど、効率的に荷物を運ぶ必要があるでしょう。
慣れない最初のうちは、一つの荷物を運ぶのにも時間がかかります。
大変な思いをする割には稼げない結果にもなりうるので、きついと感じるのでしょう。
また、荷物単価は会社や地域によって異なるので、複数の会社を見比べてみましょう。
正しい相場選びと工夫次第で、稼げる額が変わります。
肉体的負荷が大きい
軽貨物ドライバーは、どのような天候でも配達しなければなりません。
また、配達物は小物が中心ではありますが、荷物の積み下ろし積み上げ作業で、腰に負担がかかりやすいです。
配達先の建物が階段しかなければ、階段の上り下りもしなければなりません。
肉体的な負担が、一番軽貨物ドライバーをきついと思わせている理由といえるでしょう。
軽貨物ドライバーになるメリット
軽貨物ドライバーがきついといわれる理由について紹介しましたが、悪い点だけではありません。
ここでは、軽貨物ドライバーの4つのメリットを紹介していきます。
挑戦がしやすい
軽貨物ドライバーは、トラックドライバーのように、大型・中型自動車免許を取る必要がありません。
普通自動車免許があれば始められます。
また、比較的軽量な荷物を扱うため、性別も年齢も関係なく働けます。
誰でも挑戦しやすい仕事です。
年齢制限がない
軽貨物ドライバーは、シニアでも活躍できる仕事として挙げられます。
運ぶ荷物は軽量のものが中心のため、健康で荷物を運んだり長時間運転したりする体力があれば、誰でも挑戦できますよ。
学歴が関係ない
軽貨物ドライバーになるために、学歴は関係ありません。
運転技術と、最低限のコミュニケーションができる方ならば、頭の善し悪しは関係ありません。
働き方が決めやすい
軽貨物ドライバーは歩合制で働くため、自分のペースで働けます。
基本的なルールや、配送時間が決まっているものなどもありますが、融通が利きやすいです。
人間関係についても、会社のように縛られずに自由に働けます。
軽貨物ドライバーは稼げない?年収相場
軽貨物ドライバーの1日あたりの売上相場は、10,000円〜14,000円です。
配送地域やエリア、その方の働き方によって相場は異なります。
仮に1日の売上を14,000円とした場合、週5で働くと月収は308,000円となります。
年収にすると、3,600,000円です。
しかし、この金額から運送会社に手数料を支払わなければなりません。
手数料の相場は15〜20%です。
46,200円〜61,600円が引かれます。
ほかにも、ガソリン代や車の維持費にかかる経費も差し引くため、手取り額は少なくなります。
引かれる分が多いと安く感じられるかもしれませんが、手数料は会社によって異なります。
複数の会社と契約すれば、その分収入も増やせるでしょう。
軽貨物ドライバーは努力に応じて収入を増やせるので、相場以上の金額を目指せますよ。
まとめ
軽貨物ドライバーがきついといわれる理由や、業務内容について紹介しました。
働き方次第で、稼ぐのは難しくない仕事です。
ただし、向き不向きはあるので、今回の記事を参考に自分が働きやすいかどうか一度考えてみてください。
この記事が不安の払拭になれば幸いです。