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精密機器の梱包方法を知りたい!宅配を依頼する方法も解説

2022.6.17

精密機器を宅配に預ける場合、しっかりと梱包をする必要があります。
精密機器を送るときには、外箱に「精密機器在中」というシールを貼りますが、それだけで中身が壊れないという保証はないので注意しましょう。

 

ここでは、精密機器の梱包や宅配を依頼する方法などを紹介するので、送る際の参考にしてください。

精密機器の梱包方法を知りたい!宅配を依頼する方法も解説

精密機器を梱包する手順

精密機器の梱包手順は、それほど難しいものではありません。
しかし、外箱が大きすぎたり包み方が適当だったりすると、配送中に壊れてしまう可能性もあるので、念の為確認しておきましょう。

荷物のサイズに合ったダンボールを用意する

まずは、荷物のサイズに合ったダンボールを用意します。
サイズは、精密機器よりも二回り大きいものを目安にしましょう。
大きすぎると、機器が中で動いてしまいます。

 

逆に、ぴったりすぎると気泡緩衝材が入らず、外部からの衝撃をダイレクトに受けてしまうので、気泡緩衝材を入れてちょうど収まるサイズのダンボールがベストです。

精密機器を気泡緩衝材で包む

次に、精密機器を気泡緩衝材(※)、いわゆる「ぷちぷち」といわれる梱包材で包みます。
気泡緩衝材はホームセンターなどで購入できます。
包むときは、二重にして角までしっかり包んで、水が入らないように隙間なくテープで留めてください。

 

一重だったり、隙間が空いたりしていると、衝撃から機器を守れないことがあるので、厳重に包むのがポイントです。

マウスや電源アダプターなど付属品がある場合は、ひとまとめにして気泡緩衝材に包んでください。

※気泡緩衝材はエアクッションや気泡シートとも呼ばれています

ダンボールに入れる

本体の梱包が終わったら、ダンボールの中に気泡緩衝材やエアクッションを入れて、本体(付属品)を入れます。
本体の上にも気泡緩衝材などを敷き詰めて、できるだけダンボール内の空間をなくしてください。

 

気泡緩衝材がない場合は、入らないタオルなどを詰めても大丈夫です。
最後に、蓋を閉めたら、絶対に開かないようにガムテープをしっかり貼り付ければ完了です。

精密機器の宅配はどこに依頼すれば良い?

精密機器の宅配方法はいろいろありますが、宅配サービスか精密機器専門の業者、ゆうパック(郵便局)に依頼するのが一般的です。
では、それぞれの特徴をみていきましょう。

宅配サービスに依頼する

宅配サービスであれば、集荷に来てもらえるので、気軽に送ることができます。
精密機器の荷扱い指定も可能なので、万が一商品が破損してしまっても補償が付いてくるので安心です。

精密機器専門の宅配業者に依頼する

宅配業者の中には、精密機器を専門に配送しているところもあります。
ただし、基本的に家電量販店などで販売する精密機器を運ぶための専門業者なので、例えば家庭用パソコン一台を運んでもらう場合は高額な費用がかかるので注意してください。

配送マッチングサイトに依頼する

配送マッチングサイトというのは、荷主と配送を行うドライバーをマッチングするサイトです。
荷主登録をしておけば、夜間の対応や精密機器配送対応など、希望する条件にマッチしたドライバーを探せます。
ドライバーに直接配送を依頼できるので、精密機器を大事に運んでもらいたいというときには利用してみるといいでしょう。

精密機器は何日で届く?

精密機器が何日で届くかは、送付先までの距離によって異なります。
ただし、精密機器だから特別遅いということはなく、普通の荷物と同じ日数もしくは1~2日遅れで届くのが一般的です。

早く届けたい場合は、時間指定や日付指定に対応している業者もあるので、事前に確認しておきましょう。

精密機器を宅配してもらうときの注意点

最後に、精密機器を宅配してもらうときの注意点を紹介します。

配線は全て取り外しておく

配線は、全て取り外しておきましょう。
付けたままにしておくと、何かの衝撃を受けたときに接続部分が破損したり、断線したりする危険性があります。

配線が細かい場合は、取り外す前に写真を撮っておくと、スムーズに配線できます。

電源は必ずオフにする

たとえ、電源を抜いたとしても必ずオフにしておきましょう。
例えば、ノートトップパソコンなどは、電源アダプターを抜いても電源が付いているので、スリープ状態のまま発送してしまう可能性があります。

スリープした状態に衝撃が加わると、故障の原因になるため注意してください。

データのバックアップを取っておく

ExcelやWord、画像などのデータは、バックアップを取っておきましょう。
内部データは補償外となっているので、紛失した場合は自己責任となります。

データの復元という方法もありますが、高額な費用がかかりますし、確実に復元するという保証もないのでバックアップを取っておくのが正解です。

精密機器は自分でしっかり梱包しよう

精密機器の梱包は、精密機器専門の宅配業者に依頼をすれば、有料オプションでやってもらえることもあります。
しかし、いくら専門業者でも結局は人間が梱包するので、絶対に大丈夫とはいえません。

 

軽貨物配送であれば配送費用を抑えられるので、その分、気泡緩衝材やエアクッションなどにお金をかけられます。
梱包作業自体は難しくないので、自分でしっかり梱包して配送してもらうことをおすすめします。