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同封と同梱の違いを詳しく解説!売上アップにつなげる方法とは
2021.12.21EC・通販業界などでは、毎日のように郵便や宅配便などを利用してさまざまな物を発送していますが、同封と同梱の違いを理解していない方も少なくないようです。
曖昧なままにしていると、周りのスタッフの混乱を招き、業務に支障を与えることにもなりかねません。
このコラムでは、同封と同梱の違いを詳しく解説し、売上アップにつながる効果的な販促施策も紹介します。
同封・同梱を上手に活用したい方は、ぜひ参考にしてください。
同封とは
同封というのは「同じ封筒に入れること」を意味しています。
封筒を使用して荷物を送る際に使用される表現で、一つの封筒に複数の書類などが入っている状態です。
上司などから「~を同封してください」という指示をもらった場合は、対象物を一つの封筒の中に入れて発送することになります。
ただし、一つの封筒を使用した場合でも、その中に別の封筒を入れた場合は同封ではなく同梱となります。
たとえば、大きな封筒の中にそれよりも小さな封筒を入れて、その中に何らかの書類などが入っているなら同封ではなく同梱扱いとなります。
同梱とは
同梱というのは「段ボールなどの箱の中に複数の包みを入れて送ること」です。
同封と同様に郵便・宅配便共に使用される表現です。
同梱では、箱の中にメインの物がある状態で、それを入れるときの空きスペースに他の物を一緒に入れることを指します。
同梱物を受け取った人が箱を開けると、受け取るべきメインの物が入れられていて、それと一緒に別の包みも入っていることになります。
別の荷物は個別に包装されていて、メインの荷物に便乗する形で入れられます。
同封と同梱の違いのポイント
同封と同梱の違いを分かりやすく説明すれば、同封は一つの封筒に複数の物を入れることであり、同梱は箱などの一つの入れ物に複数の物を梱包して一緒に入れることです。
一般的には、同封の場合は書類などの紙類が物として入れられ、同梱の場合は商品が入れられます。
だだし、同梱の場合はメインの物が商品であっても、便乗される物はチラシやDMなどの書類であるケースも多くなっています。
次項では、同封や同梱を上手に利用して売上アップを図る方法を紹介します。
同封・同梱を売上アップにつなげる方法
同封・同梱するときは、メインの物を入れる以外に空きがある状態なので、空きスペースを上手に利用することで売上アップにつなげることができます。
ここでは、同封・同梱物を使ったおすすめのプロモーション活動をいくつか紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
クーポン券
商品を購入したお客様へクーポン券を同封・同梱すれば、次回の購買意欲を掻き立てることができます。
クーポン券は割引に使えるようにしたり、何かプレゼントをつけたりと、使い方も豊富で、期限つきにすれば早めのリピートが期待できます。
クーポン券は実店舗に持参しなくても使えるように、番号を入れるなどして通販でも使いやすいように工夫しましょう。
注文書と一緒にクーポンを入れれば、次回の購入もしやすくなります。
チラシ
他の商品も取り扱っているなら、チラシを同封・同梱するのもおすすめです。
特に、キャンペーンなどのチラシを入れて割引で商品を購入できることをアピールするのが効果的です。
商品カタログ
商品カタログがある場合は、それを同梱することをおすすめします。
カタログはある程度厚みがあることから同封は難しいので、その場合は客層に合わせてチラシを活用しましょう。
メッセージカード
商品を購入してもらった感謝の気持ちを伝えれば、会社や商品に対する信頼感や親しみをアップさせることができます。
メッセージカードや感謝状は手書きがおすすめですが、それが難しい場合はパソコンの手書きフォントを利用すると効果的です。
アンケート
アンケートを取ることは、実際に商品を購入した大切なお客様の声を聞くことができるため、商品やサービスの改善や商品開発などに大いに役立てられます。
ただし、アンケートを書くお客様の立場からすると面倒なことなので、手書きよりもインターネットを利用するなど、できるだけ簡易に行うことができるように工夫しましょう。
可能であれば、アンケートに答えてくれたお客様に特典を与えるようにしましょう。
たとえば、アンケートに答えると割引が受けられるようにするというものです。
次回の購買に結びつけられ、お客様も積極的にアンケートに答えてくれるようになりますよ。
商品サンプル
同梱する際に効果的な方法に、商品サンプルがあります。
商品サンプルを受け取ったお客様には特別感を感じてもらえることになり、さらに他の商品を自然な形で使用してもらうことができます。
アンケート用紙も同梱して、商品サンプルを利用した感想をもらえれば、ダブルの効果が得られることになります。
複数の商品サンプルを送れば、家族や友人などにも使用してもらえる可能性が高くなります。
プレゼント
プレゼントは、商品サンプル以上にお客様に特別感を持ってもらえることになります。
全てのお客様にプレゼントを送るのが難しい場合は、何度もリピートしてもらっている大切な顧客に、一定の割合でプレゼントを贈るのも効果的な方法です。